リライトプリントとは?
印刷背面に光を照射すると異なるデザインに切り替わる手品印刷技術です。 電飾コルトンBOX や室内照明・太陽光など、どんな光でも背面からかざす事で、隠された絵柄・文字へ切替えが可能です。LEDで点灯プログラムと組み合わせるとアニメーション的演出も可能です。

①技術概要|製品仕様について
背面から強力な光を照射することで明暗の落差をつくり、暗い部分を人間の目では認識できないようになる錯視を使った印刷技術です。『逆光』になれば対象物は暗く見え『順光』になれば対象物は明るく見えます。リライトプリントは、逆光原理の活用とSO-KENが開発した『積層レス演算データ処理方法』でプリントされた印刷物で、異なる2つのデータに切替えができる特許商品となります。



通常時はAのデザインを視認していますが、背面から強力な光を受けたBのデザインが発光すると、明暗の落差からAが黒く認識され人間の目では見えなくなります。背面の光を消し適度な明るさになれば、再びAのデザインを認識することが可能となります。
積層レス演算データ処理方法について

透明シートの上に印刷された非透光性インクの通常デザインと、バックライト光を照射した時に発光する透光性インクのデザインと、1つの媒体で2つの異なるデザインを見ることができるインクジェットのみで完結する特殊配置プリンティング技術です。
インク仕様及び耐候性について

MIMAKI-純正UV硬化インクCMYKW使用
耐候性試験条件 | ISO11341 1 | 放射照度 | 60w/ ㎡ 常時照射 |
ブラックパネル温度 | 65 | 試験槽温度 | 38 |
相対湿度 | 70% ※1年相当 =500 時間(参考値) |
2時間毎に18分間シャワー |
②設置・利用に関する注意点
太陽光の下ではバックライトONによるチェンジングはできません。
③トリガーについて
リライトプリントの隠しデザインを出現させるためのトリガーは「背面からの光」となります。バックライトが光ったり、太陽などに透かすことで隠れたデザインが出てきます。

LEDトレース台の上に置く

日光に透かす

電飾看板のライトコントロール