フラッシュプリント

フラッシュ撮影で画が変わる​

フラッシュプリントとは?

フラッシュ撮影で撮った画が切替わるインクジェットプリント技術です。カメラ以外でもライト照射時目線と光の入射角が一致する事で画が切替わります。ギミック効果を生み出す特殊なデータ構成が特徴で通常のCMYKインクだけでプリントされています。

※特殊なデータ構成を発明(特許第6622949号)取得したSO-KENのオリジナル商品。特許をサテライト店形式で承認し現在国内複数ヶ所での生産体制を確立。

フラッシュプリント

1.トリガーについて

フラッシュプリントの隠しデザインを出現させるためのトリガーは「目線上にある再帰反射光」となります。フラッシュ撮影したり、ライトの光を目線に合わすことで隠れたデザインが見えます。

フラッシュ撮影する
フラッシュプリント
ヘッドライトの光をあてる
フラッシュプリント
ライト付きのリングを覗く 
フラッシュプリント

2.技術概要|製品仕様について

再帰反射とは、ふつうの反射と異なり光がどのような方向から当たっても光源に向かってそのまま反射するように光学的に工夫した反射方法です。Flash PRINTは再帰反射機能を備えたシートとSO-KENが開発した『色と光の錯視効果を計算した積層構造のデータ』でプリントされた印刷物で異なる2つのデータに切替えができる特許商品となります。

再帰反射

再帰反射(面に反射材がある場合)

乱反射

乱反射

鏡面反射

鏡面反射(鏡や金属などの表面など)

再帰性反射 ※フラッシュプリントが該当

当たった光を光源へ向けてまっすぐに反射するので、ドライバーから見ると明るく光って見える。

再帰反射

乱反射

一般的な光の反射。当たった光は表面の凹凸によってバラバラな方向に拡散してしまう

乱反射

色と光の錯視効果を計算した積層構造のデータについて

再帰反射シートの上に印刷された非透光性インクの通常デザインと、光を照射した時に再帰反射する透光性インクのデザインと、1つの媒体で2つの異なるデザインを見ることができるインクジェットのみで完結する特殊配置プリンティング技術です。

フラッシュプリント 仕組み

インク仕様及び耐候性について

ミマキ純正エコソルベントインクCMYKW使用

インク耐候性
耐候性試験条件 ISO11341 1 放射照度 60w/ ㎡ 常時照射
ブラックパネル温度 65 試験槽温度 38
相対湿度 70%
※1年相当 =500 時間(参考値)
2時間毎に18分間シャワー

耐候性

屋外に曝露するために、光や雨、風といった環境、材料と弊社インクとの相性等、複数の条件が重なるため、大きく変化します。SS21/ES3/Eco-HS1/HSインクに関しては、キセノンアークウェザオメーターにて照度180W/m²、1560hrの照射、120分照射中18分間噴霧サイクルにて、大幅な退色が生じない事を確認しております。

フラッシュプリント製品仕様

インク

屋外用油性インクです。

用紙

屋外用紙です。

※用紙の詳細は「価格、見積り」ページでご参照いただけます。

隠しデザインが見える仕組みについて

隠しデザインは、フラッシュ撮影時などの再帰反射された「光」で再現されます。黒い光は存在しないため光らない部分を黒と認識します。

フラッシュプリント 仕組み

白い光を入射してカラーインクを透過し色付きの光が再帰する

再帰反射光の見え方

光の入射角に対して同一方向に再帰反射致します。光を照射していない場合や照射光の角度と異なる場所からは視認することができません。

入射角度に再帰反射する

ネタバレについて

一般的な明るい環境では必ず照射光(照明)が存在しております。その照射光(照明)と同一線上に目線が来ると隠された反射光が見えてしまいます。技術特性上、避けられない現象となります。

環境下に置ける注意点

3.設置・利用に関する注意点

フラッシュプリントの耐久期間

屋内

約3年です。

屋外

約3年です。

ギミックの原理

フラッシュプリントはフラッシュ撮影など用紙に光をあてることで、黒色だった用紙が明るく光り、黒い用紙に影響されて視認できなかった透過インクが見えるようになります。

デザインと錯視効果の関係性

フラッシュプリントは明るい方に目が行く「錯視効果」でデザインのチェンジング効果が生まれます。普段見えているデザインは黒に近いほうが錯視効果は得られやすく、また隠しデザインは白に近いほど光が強くなり錯視効果を得られやすくなります。

データ作成のヒント

使用環境と逆光効果の関係性

再起反射光で隠しデザインは明るく光り、普段見えていたデザインは光らないため、普段見えていたデザインは「逆光効果」によって見えにくくなりギミックが成立しますが、屋内、屋外問わず1600ルクス以上の照度がある環境下ではギミック効果が得られません。

施工、設置、使用環境の注意点

照度の目安(屋内・人工光)

商業施設

約500~1,000ルクス

ミュージアム

約50~500ルクス

照度の目安(屋外・自然光)

晴天時

約100,000ルクス

曇天時

約30,000~70,000ルクス

雨天時

約10,000~30,000ルクス

晴天時の日没

約100~500ルクス

満月の夜

0.2ルクス