ブラックライトプリントでの表現について
ブラックライトプリントは、ブラックライトを照射すると紫外線に反応して隠しデザインが発光して見えます。普段見せたいデザインは通常用データに、ブラックライト照射時に見せたいデザインは発光データに配置します。お互いのデータはレイヤーで分けてください。
通常用レイヤーは無地
発光用レイヤーに隠しデザインを配置
無地からデザインが出てくる表現をする時 | |
目視では何も見えないのに、ブラックライトを照射をするとデザインが出てくるような表現です。通常用データが白に近ければ近いほど、ブラックライト照射時のデザインが綺麗に見えます。 | |
通常用データ | ブランク(無地) |
発光用データ | 隠しデザインを配置 |
通常用レイヤーに通常用データを配置
発光用レイヤーに隠しデザインを配置
元のデザインに新たなデザインが付け足される表現をする時 | |
目視で見えているデザインに、ブラックライトを照射すると新たなデザインが付け足されるような表現です。ネタバレしたくない箇所は通常用データを配置しないでください。また通常用データの濃い色の部分は発光が弱くなります。 | |
通常用データ | 通常時に見えるデザインを配置 |
発光用データ | 隠しデザインを配置 |
データ作成について | |
カラーモード | |
カラーモードは、CMYKカラーにしてください。(※1) ※特色カラーは使用しないでください。 |
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レイヤー | |
1つのデータで通常用データのレイヤーと発光用データのレイヤーをわけて作成してください。(※1) | |
画像 | |
画像を配置する場合は、画像を埋め込みしてください。(リンクで画像を貼られている場合、画像データも一緒にお送り下さい) | |
解像度 | |
B1サイズ以内 | 原寸300dpiが目安です。 解像度300dpi以下の場合は画像が鮮明に印刷できない場合がございます。 |
A0サイズ以上 | 原寸72~150dpiが目安です。 |
文字・フォント | |
文字は必ずアウトライン化してください。 | |
保存 | |
ファイル名は英数表記にしてください。 | |
データ作成上の注意 | |
通常用データと発光用データは、出来るだけ重なる部分がないようにしてください。(※2) | |
通常時の見え方 | 発光データの跡が見えやすくなり、ネタバレの原因となります。 |
発光時の見え方 | 発光データの発光が弱まります。 |
発光用データの色再現について | |
発光用データは、テレビモニターと同じ光による色再現となります。白色が一番視認性が高く、黒色が一番視認性が低くなります。(※3) | |
黒色の表現について | 黒色を表現したい場合は、周りを光らせる、周辺と色の差をつける等で表現してください。(※4) |
背景について | 背景が白い場合は白発光します。発光時に背景を光らせたくない場合は黒の背景にしてください。 |
(※1)ブラックライトプリントのデータはRGBモードで作成すると発光輝度があがります。ご希望の場合は、CMYKモードで作成した通常用データとRGBモードで作成したブラックライトプリント用データの2データをご用意ください。その際、それぞれ2つのデータの位置のずれがないようにご配慮ください。 |
(※2)通常データと発光用データは重ねない
(※3)発光時はテレビモニターと同じ色再現
(※4)発光時の黒色再現は周囲と色の差をつける
ブラックライトプリントのデータ作成のヒント
ブラックライトプリントのデータ作成におけるヒントをまとめていますのでご参照ください。