リライトプリント

データ作成方法

  • 大判出力
  • インクジェット印刷

リライトプリントのデータ作成について

リライトプリントは(通常時・バックライト照射時)または(通常時・室内光または太陽光で透かした時)で、2つのデザインを切り替えることが出来ます。また「CL」というレイヤーの中にデータを入れることにより、どの状態でも常時見えているデザインを作ることが出来ます。ストライプが入ることで見えにくくなってしまう小さな文字などはこのレイヤーに配置します。

データ配置と見え方

下記のようなデータをIllustratorで作成した場合

2Cレイヤー

2CFレイヤー

CLレイヤー

後ろから光があたっていない時

後ろから光があたっている時

基本のデータ作成方法(Illustrator AI形式)

Illustrator AI形式でのデータ作成について

基本的なデータ作成はIllustrator AI形式で行います。マニュアルをご参照ください。下記クリックするとダウンロードが始まります。
リライトプリント取扱説明書_データ作成_v1.05.pdf

基本のデータ作成方法(Illustrator AI形式)   
基本的なデータ作成はIllustrator AI形式で行います。aiファイルで作成してください。「P」、「T」レイヤー以外はラスタライズ(ビットマップ化)してください。
ラスタライズ(ビットマップ化)の方法   
データに関しまして   
データ内のアートボードは1つでお願いします。アートボードの中に、複数のデータ、複数のトリムマーク(トンボ)を配置できます。
必ず該当するレイヤーにデータを配置してください。   
カラーモード   
カラーモードは、CMYKカラーにしてください。
※RGB・特色カラーは使用しないでください。   
Illustratorのレイヤーの配置順   
フラッシュプリント作り方 レイヤー作成の注意点

必ず上から「P」、「T」、「CL」、「2CF」、「2C」の順にしてください
「T」や「CL」がデータ上で不要な場合もレイヤーは必ず作成してください。
ロックは必ず外してください
レイヤー名はすべて半角の大文字にしてください
フラッシュプリント作り方 P 「P」レイヤーを作成し、塗り足し部分までを長方形ツールを使用し枠で囲んでください。囲った部分がデザイン変化が可能範囲です。積層レス演算データ処理(ストライプ加工)を行います。
フラッシュプリント作り方 T 「T」レイヤーを作成しトンボ(トリムマーク)を配置してください。トンボ不要な時でも「T」レイヤーは作成し表示させてください。 
フラッシュプリント作り方  CL  「CL」レイヤーを作成しストライプをかけない絵柄や文字を配置してください。このレイヤー内のデータにはストライプがかかりません。小さな文字・ロゴを見えやすくなりますが、このレイヤーのデータと重なる部分の変化データは見えません(このレイヤーのデータが見えます)。透明効果は使用しないでください。
このレイヤーのフォントサイズ 7pt以上
フラッシュプリント作り方    2CF    「2CF」レイヤーを作成し電照時に光らせる絵柄を配置してください。 
このレイヤーのフォントサイズ 40pt以上(線幅1mm)
※40pt以下での生産が必要な場合はご相談ください
このレイヤーの黒色 光りません(白に近づくほど光ります)
このレイヤーの透明 光りません(黒色と同様)
フラッシュプリント作り方   2C   「2C」レイヤーを作成し通常光で見える絵柄を配置してください。 
仕上がり ストライプ加工が入ります
このレイヤーのフォントサイズ 40pt以上(線幅1mm)
※40pt以下での生産が必要な場合はご相談ください
解像度   
B1サイズ以内 原寸300dpiが目安です。
解像度300dpi以下の場合は画像が鮮明に印刷できない場合がございます。 
A0サイズ以上 原寸72~150dpiが目安です。
文字・フォント   
アウトライン化を行ってください。表面にストライプがあるので、変化する部分にかかる文字の大きさは40pt程度以上を推奨いたします。   
保存   
ファイル名は英数表記にしてください。    
印刷可能範囲   
※アートボードの高さにつきましては制限がございます。トンボを含め「h2520mm」以内で作成ください。    

Pレイヤーの作成について

  • 緑線はアートボード領域
  • 赤線はストライプの入る領域(Pレイヤーの囲い)

フラッシュプリント作り方 フラッシュプリント作り方 フラッシュプリント作り方 フラッシュプリント作り方
良い例 悪い例
Pレイヤーの囲いが、塗り足し部分含みトンボより内側にある。 Pレイヤーの囲いに塗り足し部分が入っていない。 Pレイヤーの囲いとアートボードが同じサイズ。 Pレイヤーが長方形でない。

CLレイヤーについて

変化前、変化後に関わらずこのレイヤーのデータは常に見えます。ストライプがかからないため、ロゴや細かい文字などを見せたい時などに最適です。このレイヤーと重なる部分の他のデータは変化後でも見えません。

CLレイヤーのデータにはストライプがかかりません。

CLレイヤー以外のデータはストライプがかかります。

変化前、変化後に関わらずCLレイヤーのデータは見えています。

変化前、変化後に関わらずCLレイヤーのデータは見えています。