プリンテッドシネマグラフについて
プリンテッドシネマグラフはバックライトのON/OFFでデザインを切り替える「リライトプリント」の表現と、デザインはそのまま変えず色を変化させていく「RGBリライト」の2つの表現ができます。
デザインを2つ用意
リライトプリントはデザインが変わる
RGBリライトは、デザインそのままで色が変わる
リライトプリント用のデザイン部分について
バックライトの点灯、消灯でデザインが変わります。2つデザインをご用意ください。
消灯用のデザイン
点灯用のデザイン
バックライト消灯・点灯
チェンジングについての注意点 | |
バックライト点灯時に消灯用デザインは逆光効果で見えにくくなっていますが消えるわけではありません。 | |
環境の明るさがチェンジングに与える影響 | |
バックライト点灯時、逆光効果を得るためにバックライトの明るさが環境の明るさに対し7~10倍程度必要です。環境が明るすぎる場合、消灯用デザインが点灯時に残って見えることがあります。 | |
デザインがチェンジングに与える影響 | |
消灯用デザインの白色に近い部分は点灯時に残りやすくなります。点灯用デザインの黒色に近い部分ほど光らず逆光効果が得られません。 |
RGBリライト用のデザイン部分について
消灯用デザインを黒色、同デザインの陰影を点灯用デザインとし、重なる位置に配置することでバックライト点灯時に光と同じ色へ変わります。
※消灯用デザインを黒色以外にした場合、白色など意図した色の反映が出来ません。その場合、演出時の色を指定することは出来かねます。
消灯時用のデザイン
点灯時用のデザイン
バックライトOFF/ON
CLレイヤー用のデザイン部分について
CLレイヤーに配置したデザインにはチェンジング用のストライプ加工が施されないためバックライトの影響をうけません。常に見せていたいデザインはCLレイヤーに配置してください。小さいフォントの文字などを配置したい場合や緩衝部分を作りたい時に活用します。
※CLレイヤーに配置されたデザインと重なる部分の点灯用デザインは、点灯時もCLレイヤーのデザインが優先されて見ることは出来ません。
緩衝地帯について
リライトプリントとRGBリライトをともに演出する等、エリア別に異なる演出をしたい時はそれぞれ8~10cm程度緩衝地帯を設ける必要があります。
※バックライトの仕様上、それぞれの光の影響を受けて意図しないタイミングで隠しデザインがうっすら見えることがあります。
LEDアニメーションについて
デザインや色の切り替えにLEDアニメーションを用いた様々なトランジションを反映できます。
※「6.LEDグラデーション点灯横スライド」、「7.LEDグラデーション点灯縦スライド」で隠しデザインがあらかじめ薄く見えている描写がありますが、あくまでイメージになります。実際の印刷物では、これらの演出においてネタバレはおきません。